仙台の街中にあるケヤキは、仙台の売りだとは思っていたんだけど、
東西線の工事によりケヤキを伐採することになったらしい。
しばらく前に、ケヤキをどうするかのアンケートを取っていたのは知ってた。
でもその結果、伐採になるとはなぁ。
工費を考えれば移植の1/3になるから、
財政的にはすごくいいのはわかるけど、
戦後から植えられたケヤキなんだよね?
植えた当初もそれなりの大きさなんだろうけどさ、
60年以上たって一段と大きくなってるんだろうし、
伐採するのはもったいないように思えるんだよね。
夏、太陽の強い日差しや、ビルの照り返しの光とかもさえぎってさ、
地面に葉の影を落とす風景はすごく好きなんだけどなぁ。
人工物と自然物のコントラストもすごくいい。
でもまぁ、伐採ということで、これももう見られなくなるのか。
夏って夏はもう終わりだけど、
今のうちにこの風景は記憶に留めよう。
工事が終わった後に新しく植えたとしても、
俺がこの先60年以上生きてるとは思えないし、
これだけのものを見られるのも最後なんだろうなぁ。